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●検証●Google検索広告の部分一致キーワードは適用するべきなのか?

●検証●Google検索広告の部分一致キーワードは適用するべきなのか?

目次

Googleの推奨は「部分一致」

Google広告を運用している皆様、こんな最適化案を見たことはありませんか?

?Google広告の公式ヘルプページには、「部分一致は、指定したキーワードと同じ意味の検索語句に対して広告を表示できる、キーワードのマッチタイプです。」と説明されています。 また、「このマッチタイプでは、的確な広告を表示するため、以下の情報も考慮される場合があります。
・ユーザーの最近の検索アクティビティ
・ランディング ページのコンテンツ
・広告グループ内の他のキーワード(キーワードの意図を詳しく把握するため)」
とあるように、部分一致でキーワードを設定した場合、かなり幅広い検索結果に対して広告を表示することができます。 (Google公式:https://support.google.com/google-ads/answer/2407779?hl=ja

"部分一致"というマッチタイプは以前から存在していましたが、まったく関係ないキーワードに対して広告が配信されたり、無駄クリックでコストがかかってしまったりと、当社でも部分一致の適用には慎重になっていました。 ところが最近、機械学習精度の向上も相まって、Google広告の担当者にも"部分一致"の適用を推奨されることが多くなってきています。 そうはいっても、部分一致のキーワードを設定すると全く関係ないクエリも含め、どの程度でキーワードの幅が広がるのか、不安な方が多いことと思います。 そこで当社では、いくつかの広告アカウントで実際に「部分一致」に変更をして、実際の広告効果を検証してみました。

事例① 部分一致に変更して問い合わせ獲得

1つ目は地域密着型のリフォーム会社の事例です。

「リフォーム 地域名」をフレーズ一致として設定していましたが、広告のリーチ数に伸び悩み、部分一致に変更しました。

<結果>
部分一致のキーワードで問い合わせ獲得
<クエリ>
・同エリアの別のリフォーム会社
・網戸 張り替え 料金
・ちょっとした大工仕事を頼みたい
・工務店、リノベーション、外壁塗装、エクステリア など

「リフォーム」とも「地域名」とも一致していない競合リフォームの会社の名前も、指定したキーワードと同じ意味を持つキーワードとして広告が表示されていました。また「リフォーム」という言葉から連想される、さまざまなリフォーム箇所も漏れなく広告表示の対象となっています。また、文章や話し言葉で入力されたキーワードも入っていました。

★検証結果
もともと検索ボリュームが少ないキーワードや狭いエリアで頭打ちになってしまっている場合は、 部分一致にすることで裾野が広がる新たな問い合わせ獲得につながる可能性がある。

事例② 部分一致に変更して新たなニーズを発見

2つ目はオーダーメイドの旅行会社の事例です。

広告予算アップに伴い、「国内旅行」というキーワードを部分一致に変更しました。

<結果>
問い合わせ率キープ 予算アップした分だけ問い合わせ数も増加
<クエリ>
・雨 景色
・GoTo トラベル
・八丈島 ツアー
・渋谷 ビジネス ホテル 格安  など

部分一致にしたことで日本国内の地名がすべて広告表示の対象となり、また「旅行」の派生で「雨 景色」や「夏 景色」などの検索語句でも広告が表示されていました。また、「GoToトラベル」や「全国旅行支援」などの関連ワードも広告表示の対象となりました。

★検証結果
いろいろなシチュエーションからのニーズが想起されるビジネスの場合、フレーズ一致として流入を固定してしまうよりも部分一致にすることで取りこぼしがなくなる。

○○をきちんとおこなっていれば部分一致の変更も効果あり

事例①②で共通していたことが、部分一致に変更する前に300語以上の"除外キーワード"設定をおこなっていたことです。 今回の検証を通して、部分一致で広告の表示対象を広げることで新たなニーズの発見につながったり、反響獲得につながったりと、プラスの作用も期待できることがわかりました。 しかしながら、新規の広告配信で最初から部分一致で設定することがベストかと問われると、難しい部分もあるのではないかと考えます。部分一致で配信する際は、競合他社名や連想されるキーワード等をあらかじめ設定した状態で変更することを推奨します。

このように、Google広告だけでも日々機械学習は進歩しており、ベストプラクティスも移り変わります。 反響数にお困りの場合や広告手法に迷われた際は、無料相談も可能ですのでお気軽にご相談くださいませ。

 

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