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【実践版】Facebook・インスタグラム広告のCV測定に欠かせない○○設定

【実践版】Facebook・インスタグラム広告のCV測定に欠かせない○○設定

目次

コンバージョン数が実数より少ない?その原因はAppleのiOS 14リリースかも

以前、「【ここだけは押さえておきたい!】Google広告タグ、正しく設定できていますか?」の記事でもご紹介しましたが、iOS 14.5以降のデバイス(MacBookやiPhoneなど)ではトラッキングによるデータ収集が厳しく制限されています。(参照:https://www.facebook.com/business/help/331612538028890?id=428636648170202

その結果、多くのWeb広告運用の担当者が、広告管理画面でのコンバージョン数と実数の乖離が大きくなったり、コンバージョンが計測できないことでWeb広告の費用対効果を判断できなかったりと、頭を悩ます事態になっています。これに対し、各広告媒体から対策方法(GoogleタグマネージャーならCVリンカー、Google広告ならグローバルサイトタグのアップデート、Yahoo! ならサイトジェネラルタグ等)が順次リリースされています。

今日は、Facebook・インスタグラム広告に焦点を当て、コンバージョン計測に欠かせない"ドメイン認証"と"合算イベント測定"について解説します。 ※ピクセルタグが全ページに実装されており、イベントコードもしくはカスタムコンバージョンにてCV計測を行う広告運用者様向けに必要な設定となります。

手順1)ドメインを認証する

実画面を用いて、ドメイン認証の方法をお伝えします。

この作業は、Facebookビジネスマネージャーに広告を配信するドメインを登録することで、「このウェブサイトは私が所有者です」ということをFacebook側に明示するための設定です。

①ビジネスマネージャーにログインし、ビジネス設定の画面を開く?

②左側のメニューバーから、ブランドセーフティ>ドメインを選択

③ドメインの「追加」→ドメインを記入して「追加する」(http://やhttps://は省いて記入)

④ドメインを認証する方法が3種類から選べるので、サイトにあったオプションを選択し手順に従って設定を進める

⑤サイトへの設定が終わったら、④の画面で「ドメインを認証」をクリック

⑥認証済みのステータスに変われば認証完了

手順2)合算イベント測定の設定

ドメイン認証が終わった後は、計測したいイベント(コンバージョン)と認証済みのドメインを紐づけしていくことで、iOSを使用するデバイス(MacBookやiPhoneなど)の広告もトラッキングできるようにします。

①イベントマネージャーにログインし、データソース画面を開く?

②ピクセルタグを選択し、合算イベント測定>ウェブイベントを設定をクリック

③手順1で認証したドメインが表示されているので選択し、「イベントを管理」をクリック

④「イベントを追加」を押して、対象のピクセルとイベントを選択 ※ドメインに紐づけて計測できるようにできるイベントは8個まで ※カート(イベント1)→会員登録(イベント2)→購入(イベント3)のように、1人のユーザーで複数のイベントが発生する場合は、その中でいちばん優先順位の高いイベントの実績となる

⑤右下の「適用」を押して完了

まとめ

いかがでしたでしょうか?手順が多く、ややこしく感じられる方も多いかもしれません。(実際、私自身も、広告運用代行をさせていただくうえで、何度かこちらの設定をおこなってようやく慣れることができました。) 広告のデータ計測については、今後ますます規制がかかることでしょう。

しかし、広告媒体側からも対応策のリリースも出ているので、いち早くそれをキャッチし反映して広告運用を行うことが大切となります。 効率の良い広告改善は、正確な効果測定ができてこそです。 当社の自社運用支援プログラムでは、タグの設定や分析ツールの導入部分からレクチャーしたうえで、反響効率の良い広告アカウントを育てるお手伝いをしております。何かございましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。

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